つぶやき14

・・二ヶ月絶ってますが放置じゃないです
いや放置でしたがフェードアウトじゃないという意味で(汗)


とはいえこの間、公開に足るようなアイデア・曲を作ってたわけでもないので・・
再開ネタに、「Because〜」のTAB譜もある事ですしバンド編曲初歩手引きみたいなのでもやろうかなと思ってます。
ん?「FunnyBunny」の方のスピッツアレンジ手順の方が需要あるでしょうか。
とりあえず宣言のみで。近日始めますね

「惑星のさみだれ」×ピロウズ話

前エントリにもありますが。イラストや漫画語りなどに使ってたHPが無くなってしまったので、このブログをもうちょっとそういった方面にも使っていこうか・・と考えてます。

というのもあり、今日は先日めでたく最終巻の出た「惑星のさみだれ」話。

以前の記事に同じく(http://d.hatena.ne.jp/utoutouto/20091123/1258905620)「ピロウズファンから見たさみだれ話」となるので、そういった関連付けが好みでない方にはお勧めできない文となります。ご容赦を。 あ、あとネタバレになります注意!

それでは収納

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TAB譜現在置き場無し

先月末、イラスト方向でやってたHPのサービスが終了してしまったので、そちらのサーバーを利用して置いてあった「Smiles and Tears」「Because I Love You」の動画エントリにあるアレンジ譜面へのリンクが現在途切れています。

もし使いたい方がいらっしゃれば直接メールでご連絡ください
utox3★ymail.plala.or.jp
★→@

つぶやき13

もちろんというか規定路線というかMOTHERからは「Pollyanna」のバンド風アレンジも暖めてはあるんですが。人気曲すぎるのもあって、どうにも自分のアレンジのはパっとしないのではないか?としまいこんであります
なにか、別の。動きだすに足るアレンジの指針でも降って来ればよいかなー・と思ってるんですが・・。ロックアレンジからもスピッツアレンジからも離れてなにか・・
一応、考えている中に「Wind Climbing(グルグルの一期EDで有名な)」っぽいアレンジ という案が有るには有るのです。まず第一に年代的に冒険と明るさを兼ね備えた作風から連想しやすい事(そういえばMADは既にありますね)と。曲的にもベースラインのクリシェや、ある程度展開に合わせられそう等。
「All That〜」の前座に足したアコギを編集していて、この音なら「Wind〜」のアコギソロみたいのも再現できるかな?と感じた事で思い出したんですが・・まあもちろんそれだけでホイホイ手をつけるにはハードルが高いです(汗)。
ただ、譜面もないし「ぽいアレンジ」にするにはこっちの「ああいった曲・雰囲気」への知識が足りないところ。リズムや楽器配置さえ把握したらあとはコツコツどうにかなる・・かな?アルペジオは個人的に大好きなんで、右のアコギは楽しく編集できそう。

あ、それと奥井さんポケモンのED抜擢おめでたい!

【MOTHER】All that I Needed(Was You)-BAND arrange ver.【アレンジ】

公開しました。

結局早く公開したい欲と画力生産性が吊り合わないので(汗)今回はよそさまの絵で、茶又日くろさまのこちらの絵を連絡の上使用させていただきました。ありがとうございました。

● ● ●

まずは前座のほう。ライブハウスに入った時の曲ですね。これは実は、発表が遅れてるついでに作ったもので・・主メロ・ベースともどもあまりマジメに耳コピしてないのでどっか違ってもスルーしてください(汗)。
前座として「お店のバンドが演奏してる感じの、ジャズバーっぽいリバーブ」をかけたかったのもあって、追加のスティールギターも「そんなバンドの感じ」で入れてます。ジャズもブルースもわからないので、定番のブルースロックフレーズ(左ギター。「おにいさんのテーマ」もこの様式です)に一応7th音(※)や半音移動だけは意識した程度の”なんちゃって”ではありますが。
バーブは、最終的に一括した音データをコンプレッサーで底上げ調節したうえでPower Stripの「LargeHall」をかけてます(「JazzClub」「SmallHall」という効果も有るんですが、イマイチ理想と違った)。コンプをかませないとあの感じは出なかった。

※・この曲はAメジャーのキーですが、メジャートニックコードの本来の7thが「M7th(メジャーセブンス。AならM7th=G#音)になるところを「7th(AならG音)」を活用することで「ブルーノート(ブルースっぽい音)」の扱いになる(ちなみに「All That〜」のイントロも同様に「キーがAなのにAM7でなくA7」となってます)
ブルーノート‐ 基点音がA(ラ)なら 3rd♭=3半音上のC(ド)・5th♭=6半音上のE♭(ミ♭)・7th=10半音上(2半音下)のG(ソ)。本来メジャーで使われる3rd・5th・M7thを半音下げた音。wiki‐ブルーノート 。「加えて」使うので、基本的に本来の音を排除するわけでなく、メジャー音とうまく混ぜ込んだり・強調したり・半音でぶつけたり・音移動に挟み込んだりetc...する事で「ブルース感」が出る。


●本編
「All That〜」を選んだそもそもの動機が、(印象的&人気曲だというのはもちろんありますが)既に発表されてる2種の公式CDアレンジでの

  • MOTHERサントラボーカル版:イントロやサビ後ブレイク&ベースなど、印象的なとこが使用されていない
  • MOTHER1+2アレンジサントラ版:使われてはいますが、ミュートディストーションでというのはあまりイメージじゃ・・ここはアルペジオでしょう!

といった欲求で・・なので、特にイントロについてはドラムもFCの原曲を心がけてあります。

が、他はある程度原曲を度外視して「ロックバンドぽく」してます。Aメロはフレーズ自体を捨ててリズムもクわせてますし、コードの細部やサビのアルペジオも原曲どおりではありません。
なんとなく、「クわせられそうなとこはクわせてこそバンドアレンジ」という偏見があって(笑)。元々メロディーの方は小節をクってるんで、それに合わせるカタチにリズム構成。
さりげに、原曲Aメロの「テレテレテ↑ロ↓テ↑ロ↓」といった感じは活かすつもりでやってます(音自体は違いますが)。


「ロックバンド」ぽさを狙った以上(それと、DTM演奏の”繰り返され感”を緩和するため)不可欠なのがギターソロの部分で、これは非常に難産でした・・「スピッツっぽく」とかなら、いくらか回避するネタ知識もあるんですが。
とりあえず、ブレイク入れて、ドラムを激しくして、ベース乱上下フレーズにして・・と外堀から固めつつなんとか完成。

ところでソロ最初のオルガンのプレイは、当初は右ギターのでした。折角キーボード入ってるんだし見せ場がないとキーボードの人に悪いなあ・・と思って(笑)。・・右ギターの人は、なんとなく伴奏だけでもいいと思って弾いてるイメージで(笑・ピロウズの担当配置からか)。
こういう想定も大事だとは思ってるんですが、離れられないとDTMの枠を狭めることにもなりますね・・「ピアノの音がほんのすこしだけ入る」とかどうしてもそれ弾く人寂しくない?と思ってしまう(笑)。 ちなみにサビの時はキーボードの人は「AhhVoice」を弾いてます。


その他細かいとこでは・・ 「Because〜」でもやってるんですが、主メロ楽器の自分での細部調節(ピッチベンドでのビブラートの付加やベロシティ・エクスプレッション)はやればやるだけ実となって返ってくるもんだなぁ・・と実感。いくら楽でも、この実感をもってしまうとベタ打ちには戻れません・・。


あと、過去曲より音量・音圧がちゃんとしたレベルに上がってきてる感じで嬉しい。いつのまにかなってたタナボタレベル(コンプのかませ方とかいくつか思い当たるフシはありますが)なので、ここらでちゃんと意識して捕まえていきたい所。

リムショット考(SI-Drum Kit)2

10日の続き

今まで気づかなかったんですが(汗)SI-Drumkitのシンセ画面のドラムパーツアイコン。これをクリックするとサンプル音が鳴るんですが上部だと大きい音、下部だと小さい音で再生される・・んですね。

そして、スネアをずらしつつクリックしていくと半分より少し上の辺りで音の成分が変わり、若干違うものを叩いてる音が混ざった感じに?素人耳ですがこれがリムショットでいいのかな?と思います。


そしてヘルプの内容(と自分の感覚)からすると、この再生音切り替えはMIDIデータのベロシティ値に依存し、SI上の音量(ドラム個別・マスターボリューム)とは関係ないようです。
MIDIでは普通ひとつのドラムトラックで全てのドラム楽器を扱うので、全体のバランスを考えてたとえばこのように

ある楽器(ここでは、100以上だと多少やかましいオープンハイハット)だけ低めのベロシティ値帯で扱う事があります。
SIの再生音がベロシティ値で「強打・中打・弱打」のように切り替わるとすれば、問題になってくるのが・・「ライドシンバル」に顕著ですが、例えば「縁を弱めにチンチン叩きたい時」と「やかましげにザシザシ鳴らしたい」時では、そのベロシティ値帯までも考慮して作らなければいけないって事です。
思えば自分も「どんなに音量(SIの)を上げてもオープンハイハットやライドシンバルが『強めな感じ』に鳴ってくれない=チンチン叩くまま音だけ大きくなる」という事がありました。これが、元のベロシティ値が「強打データ」の域になっていなかった・・という事に。
・・いやそうじゃないかなーとは漠然と思ってたんですがね(汗)。そういうとこまで考慮して、SONARに持ってくる前にまえもってデータのベロシティを上のほうに引き上げておくべきなんですね。

そしてもう1つ問題なのは

このようにスネアをクレッシェンド連打した場合、連打途中でいきなりリムショットに切り替わる可能性があるということです。これを防ぐには
●ベロシティ値のどこで「リム」が鳴るのかを見極め、連打部分はその値以下で構成する(逆の弱音の部分でもまた再生音の切り替わりが違和感となる可能性が有るので、そういった切り替わりを警戒するなら、なるべくMIDI時点のクレッシェンド幅は大きくしない方が吉)
●そのために音量が足りなくなった分は、録音後の「エンベローブ調節」か、録音時の「強打と連打の別録→音量をそれぞれ調節し結合」で対応する
という事になります。


追記

こういうデータを作ってSIで再生してみたところ、スネアドラムはどうやら107と109の間くらいでリム(だと思われる音)に切り替わるみたいです。107以下の音での切り替わりも、数回あるようですがそんなに気にはならないレベル。なので、リムにしたい所はあらかじめ110以上で入力し、連打系は105以下の値で〜くらいの意識で大丈夫そう?
(SIで使用するドラムデータの種類によってはベロシティ位置が違うかもしれません)(その他のドラム種も、大体100〜110の間に切り替わるポイントがあるように聴こえます。1度ご自分で↑のようなデータを再生してみて確認するとよいかも)

リムショット考(SI-Drum Kit)

また完成を後回しにして、今度はドラムのリバーブを市販曲のように響かないかなぁと四苦八苦弄っていたりしてて気づいたのですが・・。


スネアドラムの(いや、タムにも)叩き方にリムショット」という奏法が有ることは聞き及んではいたのですが、今まであまり気にせずに居たんですよ。

この叩き方は「ロック系でスネアの二拍四拍(普通に叩いていれば大体スネアはそのタイミングで叩くので、多分「手が特別忙しくないときはいつも」でも同じ意味?)」の時に、通常打と同時にドラムのフチ(リムと呼ばれる場所)にスティックの腹を当てる。というもので、リム打の「高い音」が、スネアを目立たせるような形に鳴るそうです。


そして、この「リムショットかそうでないか」はドラム譜には特記されてません。
改めて手持ちの曲を聴いてみた限り、恐らく上記「手が特別忙しくないときはいつも」でいい・・と思います。
ためしに、適当なロック系の曲の「余裕が有る時のスネア」と「連打の時のスネア」の音を聞き比べてみてください。前者には多少「タン」と同時に「カン」のような高めの成分が有るのに対し、後者の「タタタダダダ」の時には含まれて居ないように聴こえると思います。

よし、それは分かったとしよう

で、

これをDTMで再現するにはどうすればいいのか?(汗)
MIDIの規格では音階にドラムが割り振られていますが特別「リムショット」というものはありません。↓は、DOMINOの画面に表示されるドラム用ピアノロール。左に対応楽器が表示されますが、特に「RimShot」はありません。

名前の書いてない上下6マスくらいにも実は割り当て音色がありますが、その中にも無い。ちなみに、最初の四拍は「Because〜」のカウント冒頭でも使ったスティックカウント(と思われる音色)です
二小節目のように「Acoustic Snare」と「Side Stick」を同時に鳴らせば代用になるかな?とも思うんですが・・。


まあDTMですし、代用応用どんとこいではあるんですが、さらに「SI-Drum Kitで再生してもその反映が可能なのか?」考えなくてはなりません。「とりあえず、今まで使ってないけど確か”Side Stick”は鳴らせたはずだからいけるかな?」・・と思いつつ。
思いつつ、別件で気になることも有ったのでSONARの「SI-Drum」フォルダに入っている、ドラムサウンドデータを確認してみたならば−−「SideStick」は元より、「Rim」なるデータが存在する!

・・で、これどうやって鳴らすんだろう??

「別件で気になること」というのはそもそも「スネアドラムの連打クレッシェンド(段々強く)をSIで再生すると、音量が大きくなるにつれふいにスネア音が別の成分に切り替わる感覚があって、もしかして再生するドラムデータそのものが切り替わっているのでは?と思った・・というもの。

もしかしてこれが繋がって「ベロシティ値(MIDIプログラムでの音の強弱数値。0〜127)を強く設定すると、ある数値以上は自動的に「Rim]のデータで再生されるのか?とも思うんですが ・・どうだろう。
とりあえず、今後検証してみます。